Jul.5.2024

和食、和菓子、和服…。SaRa Raがある京都は特に「和」と名がつくモノに溢れていますが…これらは「洋」のモノが流入してから区別するために附加されたもの…。こういう言葉のことをレトロニム（retronym）と呼ぶのだそうで…「新しく入ってきたモノと区別するために古いモノに付けられた名前」というのは洋の東西を問わず枚挙に暇がないようです…。

この『尚雅堂 和綴じメモ』もそんなレトロニムを冠した…アイテムのひとつ…。

横開きの和柄（←これも！）の表紙に…1枚ずつちぎれるようにミシン目が入った中紙の構成…。短辺はしっかりとした糸で和綴じの技法で留められていて…趣きたっぷりな雰囲気が魅力的です…。

「和」というと古い印象を受けがちですが…「洋」がやってきてから付けられた相対的なことばと判ると見方も変わりそう…。けっして古くない「和」をどう活かすか？現代人の楽しみと言えるかもしれませんね…。

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「和」は古くない！
尚雅堂 和綴じメモ
各330円(税込)
サイズ：105mm x105mm、50枚、日本製

＊表紙のデザインは入荷の都度変わります。