Jun.28.2024
新たにSaRa Raにやってきた…京都・太秦(うずまさ)の尚雅堂の紙文具たち…。和のテイストを活かしながら…新しい発想を盛り込んだラインナップが魅力的です…。
この『尚雅堂
カドトジ帖・小』も…前回ご紹介した『友禅和紙テープ』と同様に、そんなエッセンスが感じられるアイテム…。
表紙は友禅和紙、本文紙は書籍用紙を…正方形のノートのように製本…。綴じ方は通常のノートのように1辺を止めるのではなく…左上の角を和綴じの技法で止めています…。この綴じ方がミソで開いた時に紙面のほぼ全面がフラットになって書きやすく…写真やコピーをとるときも製本用語でいう「ノド」の部分が無いので影になる部分が出来にくいというメリットが…。
一見、昔風の趣きを演出するだけのように思われがちな和綴じを使って新しい機能を加えたノート…。伝統の技法にも…まだまだ現代で活躍する余地がありそうですね…。
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