Aug.17.2019
こどもというのは無茶なおねだりをするもので…その中でも代表的?なものが「お空のお月さま(お星さまも)を取って!」という大人から見ると途方もないおねだり…。「地球と月の間の距離は384
400km、直径は3
474.2 kmなので絶対にムリ」なんていう知識でコチコチの大人には想像も付かない発想ですが…それが月旅行を完遂する原点だったりするのかもしれません…。
この『Eric Carle(エリック・カール)
「Papa please get the moon for me」(パパ、お月さまとって!)』は…そんな途方もない「お願い」を何とかしてしまおうと奮闘するパパのお話…。
「はらぺこあおむし」などカラフルな絵本でお馴染みのEric Carle(エリック・カール)さんですが…この本では全編に渡って美しいブルーが基調…。話の性質上?細長いモノが登場する場面が多く…ふつうのページに収まりきらないところは矢印のマークが付いていて折りたたみ式の延長部分を開いて見るというユニークさ…。さらにまん中のページには驚きのシカケがあって…ストーリーとともに大いに楽しめます…。
大人になって賢く(?)なり過ぎて忘れてしまった…突拍子もない発想…。案外、大発明の端緒になったりするかもしれませんよ???
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