Apr.4.2015
琺瑯(ほうろう)は…琺瑯鋼板の上にガラス質の釉薬をかけて焼成したもの…。強度に優れた金属と保温性や清潔性に優れたガラスの特徴をともに活かした紀元前に源を発する加工技術が原点になっているそうです…。
この『Many(マニー)/ローズシリーズ
琺瑯キャニスター』は…そんな歴史ある琺瑯を手仕事で丁寧に仕上げたアイテム…。
以前、ご紹介した「琺瑯コーヒーポット」と同様、艶やかな表面とくっきりとしたバラのステンシル風のモチーフ、淡いピンク色のグラデーションが印象的…。もちろんJIS規格適合の日本琺瑯工業会の「S」マーク付きで実用面でも安心な品質…。
素地の金属に黒いグランドコート(下引き釉薬)を掛けて焼成し、さらにカバーコート(上釉薬)をかけて再度焼成…。その工程はすべて職人さんの手作業によるもので、色の出方やグランドコートの透け具合などひとつひとつに「個性」が見られるのも琺瑯製品ならではの楽しみ…。
作り手の気持ちが伝わってくるような容器はキッチンにもインテリアにも優しく溶け込んでくれそうですね…。
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