Feb.27.2015
「竹」って何科の植物なのだろうか?と思って調べてみると…何とイネ目〜イネ科〜タケ亜科なのだそう…。つまり「木」ではなくて「草」ということらしく、でもそれが木質化したものを使うという意味では木の特性も持っている?となかなか複雑そう…。
この『工房アイザワ
竹スクレーパーおろし金用(ホウキ型)』は…そんな竹の特質を巧みに活かしたキッチンツール…。
基本の素材は細く割いた竹…。それを取っ手の部分で束ね、ほうき型に整えられています…。しっかりと巻かれた細い針金は、実に繊細で「手仕事」の魅力がいっぱい…。その最後の部分は取っ手の端に邪魔にならないようにループ状に纏められていて、フックに掛けて乾かすことがでいるようになっています…。
「おろし金用」と銘打っているとおり、水圧はもちろん歯ブラシなどを使ってもなかなかキレイになってくれない「オロシ金」のお手入れには効果バツグン…。
草と木の性格をもつ竹の特性が存分に活かされたアイテム…。工房アイザワならではの「機能美」が光ります…。
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