Nov.4.2014
11月になって夜が長くなり、落ち着いた雰囲気を楽しむ「読書の秋」が深まってきました…。
この『和詩倶楽部
吉兆書包み』は…そのルーツを室町時代に遡る紙を使ったおしゃれなブックカバー…。
素材に使われているのは書院造りの頃から襖(ふすま)紙として使われている「抄紙(しょうし)」…。自然なエンボスを持つ抄紙は襖に使うくらいなので、文字を書くふつうの紙に比べると…腰がしっかりとしていて折り曲げにも強い特性を持っています…。使い続けるにつれて少しずつ柔らかな風合いに変化してゆきますが、それもまたこの紙の味わいのひとつ…。
柄はいずれも京都で抄紙とともに永く親しまれてきた柄をチョイス…。始めにご紹介する写真の5種類は幾何学的なモチーフが21世紀の今見ても美しいものばかり…。
この5種類のほかに、先月ご紹介した「ふたこと箋」とお揃いの柄や、にゃんこなどがモチーフのものなど…さらに5種類が入荷していますので近々ご紹介させて頂きます…。
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