Jun.21.2014
雑貨には気軽に楽しめるモノと、作り手も使う側もしっかりと手間と時間をかけてじっくりと向き合うモノがあるような気がします…。そのどちらが良いとか悪いではなくて…どちらも雑貨の楽しみと言えそうです…。
この『あけび織編手提かご(小)』は…後者の「じっくりと向き合う」タイプのアイテム…。
ちょうど1年前にご紹介した「青森のあけび鍋敷き」…。食卓の脇役ながら存在感あふれる小品でした…。そして、いつかはご紹介したいなぁと思っていたのが…同じあけびを使ったかごたち…。
鍋敷きと同じように青森の地元で採れたミツバあけびを時間を掛けて乾燥し、手仕事でみっちりと編み込んだ逸品…。さすがにこれだけの作品になると…存在感も別格で、時間を掛けて使い続けることで使い手とともに熟成していく魅力に溢れています…。
しっかりしているけど…軽やか、重厚な感じだけれど…どこか人間味に溢れた雰囲気…。ホンモノだけが持つ存在感を生活の中で楽しむ…そんな素敵な楽しみを与えてくれそうな逸品です…。
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