Jul.30.2013
あさってから8月…。暑くて長い7月はやっとゴールが見えてきた感じですが、まだまだ真夏が続くこの時期…秋を連想させるような「何か」が欲しくなってきます…。
この『能作 錫のぐい呑・月』は…涼やかな錫を素材に、秋を想わせる月をモチーフにしたぐい呑み…。
先日から風鈴をご紹介している、富山・高岡の能作は…もともとは錫の鋳物から発展してきたメーカー…。一般的な錫製品が硬度を得るために他の金属を加えた錫合金を使っているのに対し、能作の錫製品は錫100%の鋳物であるのが特徴…。
上質な織物のような鋳肌、金属なのになぜか温もりを感じる手触りは独特の上質感…。さらに、このぐい呑みの素敵なギミックは内面に浮き出すように加工された三日月…。お酒を注いで上から覗くと三日月が揺らいだように見えるという風流なシカケが…月の美しい秋の夜を思い起こさせてくれそうです…。
伝統の素材と技術が生み出す能作の純錫製品…。これからも少しずつご紹介していく予定ですのでお楽しみに!
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