Jan.25.2008
前回と前々回は「鍋敷き」という機能が共通のモノでしたが…きのうときょうは…鋳鉄という材質が共通のモノをご紹介しましょう…。
きのうも書いたように…鋳物は少しざらざらしたような肌と、やわらかなカーブを描いたエッジが心和ませてくれる金属製品…。この何とも言えず心和ませてくれる柔らかい風合いは「砂型」と言われる砂を固めて作った型にドロドロに溶かした金属を流し込んで作る製法(鋳造)から生まれるもの…。やはり、人間の心に訴えてくるモノはルーツをたどると自然のモノ(=この場合は砂)に行き着くようですね…。
この「キャスティングのブックエンド」は鋳造ならではの風合いと重くどっしりとした機能がうまく活かされたアイテム…。
しっかりと頼りになるブックエンドとしてはもちろん…冬のやわらかな光の届く窓辺に置けば、柔らかくて長いシルエットも楽しめそうですね…。
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