Oct.4.2024
黒っぽい色が自然なはずのコイ(鯉)…。そこから美しいニシキゴイ(錦鯉)が生まれるのは突然変異なのだろうなぁと思っていたのですが…それを代々続け、美しさを増してゆくのは「人為選択」というとても確率の低い方法を繰り返すのだそう…。錦鯉の美しさは…人が生み出しているとも言えそうです…。
この『美濃焼 錦鯉
めん丼』はそんな錦鯉を…美しく再現したアイテム…。
先日ご紹介した「めん丼・点打」と使いやすい形やサイズは同じ…。窯変(ようへん)によるキラキラ感がある深い紺色の地に泳ぐ錦鯉は「撥水」という技法を応用してマットな質感と周りよりも少し凹んだような立体感が特徴…。ふたつの質感を巧みに使い分け…錦鯉ならではの赤と白が際だつ活き活きとしたデザインが魅力的です…。
食器としてはもちろんですが…水を張ってお花を浮かべたりすると素敵なアレンジになりそう…。あなたのセンスを加えて…美しさをさらに高める楽しみも秘めている器(うつわ)なのかもしれませんね…。
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