Jul.14.2023
「粋(いき)」な柄の代表格が「市松模様」…。もともとは歌舞伎役者の着物の裾模様から広まったという説もあるようですが…シンプルな柄だけあって洋の東西を問わず広く親しまれているデザインと言えそうです…。
この『波佐見焼
しのぎコップ 千段市松・青、赤』は…もともとシンプルな市松模様をさらにシンプルにしたような柄がモチーフのアイテム…。
下すぼまりで持ちやすいフォルムのコップ…。波佐見焼ならではの白い肌に入れられた柄は手書きならではの「味」が魅力的…。色々調べてみたものの「千段市松」の明確な定義は見つからなかったのですが…どうやら最低限、市松模様に見える2段や3段の柄を指す言葉のよう…。とすると「千段」は実際の柄とは逆の意味を使って「粋な表現」と言えるのかもしれません…。
究極なまでにシンプル化された市松模様のコップ…。飽きの来ない日常使いの器(うつわ)として…活躍してくれそうですね…。
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