Apr.19.2022
北欧というと(キチンとした根拠もなく)のどかで競争もゆるやかな社会を想像してしまうのですが…意外にも企業の合従連衡は頻繁に行われていて複雑な歴史を持つものも多いようです…。
この『北欧のヴィンテージ食器
STAVANGERFLINT(スタヴァンゲルフリント)
「NARVIK(ナルヴィック」
カップ&ソーサー』も…そんな歴史を彷彿とさせるアイテム…。
STAVANGERFLINT(スタヴァンゲルフリント)
社は第二次世界大戦後すぐに操業したノルウェーの会社…。1968年にFiggio(フィッギオ)社と合併し…ブランド名は引き継がれたものの1979年には消滅してしまいました…。
北欧の食器らしく肉厚でナチュラルなグレー系のベースに…濃紺で力強く描き込まれた草木柄のデザイン…。製作年代から合併後〜廃業までの期間のものと思われますが…ソーサーの裏にはSTAVANGERFLINTの刻印がくっきりと施されています…。
ひとつのヴィンテージ食器から北欧の歴史に想いを巡らせる…。より深い時間を楽しむことができそうですね…。
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