Nov.20.2020
人間の長い長い営みの中で…数え切れないほど生み出されてきた「ユニークなモノ」たち…。「わぁ!これ新しいね!」なんて感心していたら…とっくの昔からありましたというオチもありがちなパターンです…。
この『京焼・清水焼
一閑人 マグカップ ふくろう、鯛、だるま』も…そんな「人間の歴史」を感じさせてくれるアイテム…。
京焼・清水焼のマグカップに…それぞれおめでたいモチーフを配した楽しいデザイン…。さらに眼が釘付けになったのは…取っ手と反対側に張り付いている人形っ!「コップのフ○子」さんの男の子バージョンか?と思ったのですが…それは大間違い!これは「一閑人(いっかんじん)」というモチーフで…源流は中国の明(みん)時代に遡るのだそう…。「器で閑(休憩)を取る」とか「暇(閑)すぎて器にくっついてしまった」など…意味については諸説あるそうです…。
職人さんの遊び心から生まれた一閑人…。「コップにくっつく」という点では…こちらが「元祖」なのかも?ちょっと一服の時間を…楽しく演出してくれそうですね…。
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