Dec.14.2019
錫(すず)は融点が低く、加工がしやすいこともあって…古くから生活用品やアクセサリーなどに使われてきた身近な金属…。特にドイツでは錫を素材にした製品が広く作られていて…精密な彩色を施したものは芸術品の域に達するものもあります…。
この『KÜHN(キューン)
錫のオーナメント』は…レトロな雰囲気の中に確かな技術を感じさせるアイテム…。
KÜHN(キューン)社は南ドイツ・ババリア州にあるメーカー…。1960年の創業以来、さまざまな製品を世に送り出している会社ですが…今回やってきたのはオーナメントとして使える4種類…。それぞれ、美しい彩色が施され、錫の地色や金などの金属色も活かされた仕上がり…。基本的には裏・表の2面で構成された平面(2D)の造形ですが、ホルンのバルブ部分やバイオリンのネック部分などかなり立体的(3D的)な部分もあって…2.5Dと言えるかも?
どれも落ち着いた色彩で…静かなドイツのクリスマスを思い起こさせてくれるような錫のオーナメント…。チェーンを通してペンダントにしても楽しそうですね…。
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