May.2.2019
先月、SaRa Raにやってきた「江戸硝子」の器(うつわ)たち…。手作りならではの良さが詰まった工芸品は「見て良し」、「使って良し」の魅力がたっぷり…。
この『江戸硝子
きわみシリーズ さかずき 花しらかわ、花きよすみ』は…そんな江戸硝子に、もう一つの職人技をプラスしたアイテム…。
前回ご紹介した「うきよシリーズ」と同様、色ガラスのパウダーや色粒を使った彩色は…金箔を加え、さらにきらびやかに…。そして「もう一つの職人技」というのが…戦後、江東区深川近辺で発達した「花平おとし」という技法…。出来上がった、さかずきを平たい円盤の砥石に押しつけて角を出す(というと簡単そうですが)難しい技を駆使した花びらのデザインは…15歳からガラスの道を歩み40年の歳月をかけて会得した職人さんの熟練の平磨きの技の極み…。
東京・深川の代表的な地名、白河と清澄を冠したガラスのさかずきは…深川のモノづくりへのこだわりが産み出した逸品…。桐箱付きなので…ご贈答用にもおすすめです…。
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