Sep.28.2018
世界史的には「現代」とは第一次世界大戦後の資本主義と社会主義が並立する時代を言うことが多いようですが…その一翼を担い「社会主義国の優等生」と呼ばれたのがDDR(Deutche
Demokratische Republik=ドイツ民主共和国=東ドイツ)…。
この『DDR(東ドイツ)の古切手』は…激動の現代史を手の平の上で感じられるアイテム…。
工業国として有名だった東ドイツの切手だけあって…印刷のズレや不明瞭なところは全くなくピシっと決まったデザインや色使いのセンスは今でも十分に通用しそう…。内容は様々ですが、精密機械産業を象徴する一眼レフカメラや社会主義のスローガンが書かれたもの、東ドイツが生んだ偉人(お髭の方はレントゲン博士)などがモチーフにされています…。
30年前の東西統一で…歴史の中に消えていった東ドイツ…。小さな切手はその存在の証人として…生き続けてくれそうですね…。
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