Aug.4.2018
「焼き物」の魅力はさまざまですが…色付けや絵付けに使われる釉薬もそのひとつ…。熱を加える前には想像もつかないような美しい色に変化する釉薬もあって…その美しさと「昔の人はどうやって見つけたのだろうか?」という不思議さに魅力を感じます…。
この『波佐見焼
緑彩 カップ』は…そんな釉薬の世界を垣間見ることができるアイテム…。
波佐見焼の器(うつわ)はホワイト地にブルーというパターンが多いのですが…このカップはアイボリーにグリーンという組み合わせ…。このグリーンは17世紀頃から一般的になった「織部釉」という
酸化銅を配合した釉薬によるもの…。手書きで書かれた葉にそれぞれマロンとイエローのお花がプラスされたデザインは…軽快で楽しい雰囲気です…。
蕎麦猪口よりも少し細身で高さが高めのカップ…。ナチュラルな雰囲気が様々なシーンにマッチしそうですね…。
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