Jun.11.2018
「京都の街の歴史と同じだけの歴史」を持つ京唐紙…。永年、神社仏閣などの重要な建築物の襖(ふすま)紙として使われ、その技が伝えられてきました…。しかし、いくら歴史的建造物の多い京都といえども…伝統工芸品の需要は少なくなっていくのは時代の流れで致し方ないこと…。
そんな京唐紙を現代の暮らしにマッチしたものに蘇らせていこうという丸二の京からかみ製品たち…。
この『唐紙文庫 箱』は…しっかりとした紙箱をベースに伝統柄の唐紙をあしらったおしゃれなアイテム…。
「つぼつぼ」は茶道の世界から生まれたデザインで…壺形の土器「壺壺」を意匠化したものとも言われているそう…。「花七宝」は円形を連鎖拡大させた吉祥文で…紺地にいぶし銀の柄が映えるデザインです…。
蓋を開けると控えめな外面からは想像も付かないようなくっきりとしたカラーの内張りが現れる小箱たち…。日々、「開けるのが楽しみ」になりそうな…和のステーショナリーです…。
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