Mar.4.2017
モノには「○○は○色」のような決まったイメージがあるもの…。銀食器から始まったカトラリーは素材がステンレスやニッケルに変わっても「シルバー」が圧倒的に主流のような気がします…。
この『工房アイザワ
モノプロ+BOXER、ブラック
』は…そんな「常識」を今から30年以上も前に破った真っ黒が特徴のシリーズ…。
工房アイザワがお得意の18-8ステンレスにエポキシ塗料を2回塗装…。表面は完全なマット(艶消し)ではなく、わずかに光沢を持たせたごく細かい梨地状…。角度によって光り方が変わる深みのあるブラックは漆など日本伝統の「漆黒」に通じるところがあるのかもしれません…。
この「モノプロ+BOXER」シリーズ、オーソドックスなシルバーはSaRa Raの草創期の12年前にやってきていたのですが、ブラックはニューヨーク近代美術館(MoMA)の永久保存デザインコレクションに選ばれてから…ちょうど30年目の節目にもなる今年、ラインナップに仲間入り…。時を経ても評価されるモノを…手許に置いてじっくり眺めてみるのも面白そうですね…。
*ブラックのほか、ホワイト、レッドもございます。お取り寄せでご用意させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。
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