Nov.12.2015

御幸町通の『小粒な町家』を初めて内覧させて頂いたのが7月の中頃…。場所も建物も「ひと目惚れ」状態だったのですが、これだけの大きな決断を「即決」するわけにもいかず…何度かの調査、不動産屋さんを紹介して頂いた建築士さんからのプラン提案などが続きました…。

昭和6年の図面（建物自体はもっと前に建ったようです）が出てきてオリジナルを忠実に再現ということも考えたのですが、さすがにそれでは店として成り立たないし…どんな感じが希望か？と聞かれても明確なイメージになっていなくて表現が難しいもの…。

京町家が比較的多く残っている烏丸通よりも西側へ行って写真を撮ってみたりするうちに…これまでは「被写体」としてしか見ていなかった京町家が「自分のこと」として迫ってくるとともに「これは大変なことを始めようとしているぞ…」という実感が急速に高まってきました…。

SaRa Raの京町家移転顛末記 Vol.4

さて、どうするどうする？