Aug.26.2014
昨年、SaRa Raに新しくやってきた富山・高岡の「能作」の錫(すず)器たち…。昨年は風鈴が中心だったのですが…この秋はいろいろな趣向をこらした、ぐい呑がやってきました…。
この『能作 錫のぐい呑
富士山・FUJIYAMA』は…その中でも、とくにユニークで楽しいアイテム…。
一般的には硬度を持たせるために混入される他の金属をまったく加えない純錫で鋳込まれたぐい呑…。
そのかたちは世界遺産の富士山を精巧に表現したもので…衛星写真をもとに大沢崩れなども忠実に再現…。さらに火口の反対側にあたる内底には「ミニ富士」が再現されていて…お酒を入れると拡大されてゆらゆら揺れる富士の姿が楽しめる…という趣向になっています…。
錫ならではのずっしりとした持ち重り、最新技術から得られたデータを的確にかたちに結実させる伝統技術…。それらをたっぷりと楽しめるぐい呑…。世界遺産を手のひらに載せて…秋の味覚を楽しんでみたいものですね…。
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