木と人間は…切っても切れない関係…。建物や道具に使う「木材」はもちろん、書籍や箱に使われる「紙」も…もとはといえば木から作られていて木のお世話にならない日はないと言っても過言ではないでしょう…。
この『ジュニパーのブックマーク』は…そんな「木」を大切にする北欧の人々の心が伝わってくるようなアイテム…。
素材のジュニパーは…北半球の寒い地域に広く分布するヒノキの仲間の針葉樹…。一部、香辛料に使われるほかは園芸用として使われることが多いそうですが…エストニアの人々は小さくて建材などには不向きなこの木を小物に加工して大切にしてきたそう…。
矩形にカットしたジュニパーの表面をなめらかに仕上げ、一端にレーザーカットで北欧の動物モチーフを表現…。その「抜きカス」はツートーンの紐で結んでチャームに…。
「実用価値」の低いジュニパーを身の回りのモノにして大切にする…。日本人にも通じるような心遣いがうれしい小品です…。
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