二十四節気の「大寒」を過ぎ、「立春」へ向かいはじめたとはいえ…まだまだ「真冬」…。無意識に暖を取るモノが恋しくなってしまいます…。
19世紀フランスのビストロでは、まだ貴重な飲み物だったコーヒーを小さなカップで飲んだあと、それでは身体が暖まらないので…カップが暖かいうちに逆さまにして少量のカルバドス(蒸留酒)をあおる…という習慣があったそう…。
この『BRULOT(ブリュロ)カップ、ソーサー』は…そんなカップを再現したおしゃれなアイテム…。
やわらかな乳白色に優しいブルー、レッドのラインのシンプルなデザイン…。取っ手の先端部分の持ち手にある出っ張りは、逆さまに持ったときに親指を引っかけて安定させていた名残りだそう…。
「暖かさ」を求める気持ちは古今東西を問わず共通のもの…。このカップを眺めていると…古きよきフランスのざわめきやエスプリに満ちた雰囲気まで伝わってくるようです…。
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