Oct.1.2012
刺繍の本場、フランスで愛された刺繍用品のブランド「Maison SAJOU(メゾン・サジュー)」…。一度は途絶えた、その素晴らしいラインナップを現代に蘇らせた復刻版の「Maison SAJOU(メゾン・サジュー)」のアイテムたちは、どれも素材や製法まで…出来る限りオリジナルに忠実に再現されたこだわりがギュッと詰まっています…。
この『Maison SAJOU(メゾン・サジュー)カードボードの糸巻きModèle
Carentan』もそんな「こだわり」の結晶の一つ…。
昨年ご紹介した各種の糸巻きや6月にご紹介したDieppeと同様2mm厚のしっかりとしたカードボードがベース…。それを幾何学的な形に抜き…さらに19世紀のデザインを配した糸巻きは「100年以上前にこんなに複雑な加工ができたんだ…」という驚きと、外形と模様が織りなす幾何学的な面白さで、いつまで見ていても見飽きない感じ…。
家庭にミシンが普及する頃から糸巻きがボビンになって衰退していったというカードボードの糸巻き…。我々の手許によみがえった復刻版は、実用品としてだけでなく…コレクターズアイテムとしても楽しめるものになってきたようです…。
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