Dec.17.2011
フランス・ブルボン朝、最後の国王・シャルル10世の時代は…あらゆるものが洗練され上質であった時代として有名だそう…。その頃、産声をあげた「Maison SAJOU(メゾン・サジュー)」の刺繍用品も…当然その影響を色濃く受けて成長してゆきます…。
この『真珠貝調のハサミ(Mother of
Pearl style scissors)』は…そんな、黎明期のMaison SAJOU(メゾン・サジュー)を彷彿とさせる気品溢れるハサミ…。
柄の部分はシャルル10世時代に大流行した、真珠の母貝(アコヤ貝など)を模したパール調の樹脂製…。本物の貝製でないのが残念なところですが、実用性や保存性を考えるとこの選択になるのでしょう…。
刃はこれまでご紹介した「エッフェル塔のハサミ」や「ちっちゃなハサミ」と同様、
完全調整済の刻印入り…。
ロマンチックで上質な房ももちろん、ハンドメイドのフランス製…。
手に持つと、シャルル10世時代の息吹が伝わってくるようなハサミ…。クリスマスプレゼントにもピッタリですね…。
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