フランスのエスプリが光る復刻版Maison SAJOU(メゾン・サジュー)の裁縫道具たち…。どれもが、当時のデザインと製法を再現して現代に蘇らせた逸品ぞろい…。
この『Maison SAJOU(メゾン・サジュー)樹脂製シンブル』は…そんなラインナップの中でも再現にとても手間がかけられたもののひとつ…。
「façon
écaille(鼈甲タイプ)」は1820年代に裁縫セットのパーツとして作られた、鼈甲(べっこう)を加工したシンブル(指ぬき)を樹脂で再現したもの…。「écossais(タータンチェック)」はチェックの生地を透明の樹脂で挟み込んだチャーミングなアイテム…。当時はセルロイド製だった樹脂をアセテート樹脂に置き換え安全性と実用性を高めたものになっています…。
ともに正10面体の断面形状、10面のうちの1面には「SAJOU」の刻印入り。
小花模様がかわいい紙箱入りでプレゼントにもぴったり…。
ひとくちに「復刻」と言っても、その手法はさまざま…。当時はなかった新しい素材を得て使いやすく、魅力的になった樹脂製シンブルは…時代を超えてずっと愛され続ける存在になりそうですね…。