先日、ご紹介した「綿小風呂敷・ちゃがし」…。グレーが基調のデザインながら、赤をはじめとする差し色が巧みに使われ、幾何学的な模様が折り重なる感じと相まって魅力的でした…。
この『綿小風呂敷「鶴」』は…同じグレーをベースにしながら「ちゃがし」よりも、さらに単純化された「そぎ落とされたデザイン」が魅力のアイテム…。
4つある角(かど)のうち、2ヶ所に対称に配された…翼を大きく開いた丹頂鶴、それと呼応するかのように美しいカーブを描くツタ模様…。ほとんどがグレーとホワイトのモノトーンの中に加えられた渋いえんじ色と丹頂の黒いクチバシが少ない面積ながら全体をキリッと引き締めています…。
これからの季節…原色系のビビッドな配色のモノも悪くはないのですが、そんなときだからこそ…モノトーンの「粋」な風呂敷を使ってみるのも楽しそうですね…。
<j>