Jun.16.2009
ことしのはじめに…焼酎カップとそば猪口をご紹介した…九谷焼文吉窯「そメや」の器…。これまでは小皿や珍味入れといった小物を中心にご紹介してきましたが…今回は少しボリューム感のある小鉢が2種類やってきました…。
艶のある釉薬、ふつう…想像する九谷焼の豪華絢爛なイメージとは一線を画す普段使いの実用食器としての機能性…といった「そメや」の器のイメージはそのままに…多用小鉢の「うず」や「どっしり小鉢」の太唐草などは…かなり動感のあるイメージもプラス…。
ネーミングのとおり…「多用小鉢」に比べ、「どっしり小鉢」は…かなりずっしりした印象を受けるのですが…実際に寸法を測ってみると直径が1cm違うだけ…。その小さな差をこんなに違った印象に見せるのは…造形の魅力といえそうです…。
「○○用」という感じであえて用途を限定して考えなくても…「何かのときに重宝する」…食卓に登場する機会の多い器になりそうです…。