May.12.2006
初夏の陽気になって…竹製品が目にとまります…。
先月、ご紹介した「竹の丸かご」は分厚めの竹をしっかり編んだタイプ…。見た目にも触ってみても頼もしい感じ…そして、まだ青みの残った竹の色が涼しさを演出してくれます。
この「竹の深かご」はそれとは…また、違ったおもむき…。
薄い竹を丁寧に繊細に編み込んで、一枚一枚は少し強い光にかざすと光が透けて見えるくらいの軽やかさ…。
それでいて、口の部分の補強と、全体の編み方のバランスで必要充分な強度がある…日本人の竹を使いこなす知恵はほんとうにすばらしいですね…。
明るく、清涼感のあるこの竹の深かご、このまま小物入れにしても…内側にリネンや木綿の布を敷いて使っても…とにかく何にでもすっと無理なくなじむ…これも、先人の知恵なのでしょうね…。
*小は中に、中は大にそれぞれ入れ子で収納できます。
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