Nov.29.2005
よく、「そんなに尖ってないで…丸くなりなさい!」と言われたりする(ボクだけでしょうか???)のですが…おろし金だけは尖っていてくれないと話しになりません。
この純銅のおろし金、手にしてみると見た目以上にズシッと持ち重りがする重さ…。持ち手のメッキがない銅(あか)の部分が印象的…。
おろし金の突起の部分はひとつひとつ手作業でタガネという道具で目立てをしたもの…。機械で規則的に目立てされたものよりも…微妙に角度の違う刃が擦るものにまんべんなく当たって素早く、美味しく仕上がるそうです。
これから…お鍋や湯豆腐が本番の季節…美しいおろし金で擦り卸したての薬味で味わう…ちょっとした演出でお料理が引き立ちそうですね…。
世の中薄くて軽くて丸っこいモノが溢れている時代…おろし金くらい角々っと尖ってシャープなのもいいと思いませんか?
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