Sep.18.2005
きょうは「中秋の名月」。
1週間ほど前から、月を見上げて店長と「あんな半月でお月見の日に満月になるのかなぁ…」なんて心配していたのですが…旧暦の8月15日がこの日にあたり、新暦ではきょうだそうです。
すすきのように草丈の高いものを活けるときにはやはり堂々とした花器に入れたいもの…。
この備前焼の花入れは窯入れのときに横に寝かせて焼き上げたもの。手前の赤茶色が土に埋まっていた部分、奥のほうのグレーの部分は上に掛けられた松の灰がかぶった跡だそう。
ふつうの立てた状態にくらべて窯の中で面積をとるので、一回の窯入れでそういくつも焼くことはできない…そんな入魂の一作だそうです。
伝統の行事には正統派の楽しみ方も気分が改まって新鮮な気持ちなれるのかもしれませんね…。
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