Jun.8.2019

京都の夏の風物詩のひとつに芸妓さんや舞妓さんがご贔屓の方に夏のご挨拶として配る…表に御茶屋さんの名前、裏に芸舞妓さんの名前が赤く印された「京丸うちわ」があります…。

そんな京の夏を演出する「京丸うちわ」と同じ製法で作られた美しいうちわが…この『祇園うちわ アヤメ、アサガオ、ユウガオ』です…。

先週、「透かしうちわ「七夕」」でご紹介したように…京うちわは他の産地のものとは異なり団扇面と取っ手が別パーツになっているのが特徴…。ところが、この祇園うちわは…1本の竹の先端を割いて広げ、紙を貼るという（全国的に見れば通常の）製法が採られています…。

御茶屋さん、芸舞妓さんの名前の代わりに描かれているのは…いずれも涼やかな植物たち…。取っ手の部分の焦げ茶のアクセントが楽しい雰囲気を醸し出しています…。

祇園の夏の風物詩にルーツを持つ…美しいうちわたち…。独特の丸いフォルムのうちわで…ゆったりと夕涼みを楽しめそうですね…。

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祇園の夏を彩る…
祇園うちわ
＊写真A)アヤメ、写真B)アサガオ、
写真C)ユウガオ
各 1870円(税込)
サイズ：約25cm x約40cm、日本製