Aug.2.2014
先日、新入荷のご紹介をさせていただいた、小田原の木工屋さんからやってきた木製食器シリーズ「ひきよせ」…。「1段SS
猪口」は手の平に載る小品でしたが、この『ひきよせ
3段L
ボウルL』は…メイン料理やサラダを盛って楽しめる堂々としたサイズが魅力的…。
商品名の「3段」というのは、ろくろ加工する前の集成材にするときの高さ方向の段数…。このボウルの場合、節(ふし)や木目など、さまざまな要素を加味して3段に積み上げて寄木状に集成…。このとき、木目や色の組み合わせの美しさはもちろん、時間が経っても狂いがこないように方向や順番を工夫するのは…職人さんの永年の知恵の成せる技…。さらに均質ではない寄せ木をろくろとノミで削って仕上げる技があってこそ、この美しい器が完成するのだそうです…。
見た目にはずっしりと重量感のあるウォールナットのボウルですが…持ってみると、驚くほどの軽さ…。食卓での存在感と実用性を兼ね備えた、逸品…。ちょっと贅沢なお値段かもしれませんが、永く使えるモノを選びたいものですね…。
*天然木を使用した手作り製品のため、木目の出方や木の色などは一点ずつ異なります。あらかじめご了承下さい。
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