Nov.13.2015

御幸町通の『小粒な町家』と出会ってから2ヶ月近く経った8月の終わり…様々な検討を重ねていよいよ「ここにSaRa Raを移すぞ！」ということが決定…。

建物の状態をより詳しく見るために2階の天井板を外してみると…太い小屋組や「エツリ」と呼ばれる竹を組んだ壁の下地など…京町家の魅力がいっぱい…。「お客様にも見て頂きたい」と思って、吹き抜けにできないか？を工務店に打診してみました…。

ところがホコリの清掃や仕上げのやり直しなどなど…問題点が山ほどあってなかなか「夢」の通りには行きません！とのキビシイお返事…。店長とボクは「ん〜、そんなんじゃ現実的すぎじゃないの〜」と半ベソ状態に…。

床の仕上げなど、ほかの「夢」もことごとく「廃案」になる中…今回の工事を取り仕切って下さっている監督さんから泉のように湧き出すアイデアで「夢が現実に」という信じられない展開になってゆくのでした…。

SaRa Raの京町家移転顛末記 Vol.5

夢が現実に…